ジャニオタ、2019年の支出を振り返る

私はこの秋、一人暮らしを諦めた。

現在、東京での大学生活4年間と社会人1年目の寮生活の計5年のブランクを経て、久しぶりの実家暮らしを絶賛満喫しているが、いろいろあって11月初旬に割と真剣に一人暮らしを検討していた。内見までしてここにしようかと決める手前までいったのだが、結局母親を説得できず、この計画は頓挫した。

というのも、主にお金の工面について納得のいく説明をつけられなかったからである。

お金の工面、といっても"生計を立てる"的な意味合いではない。今回問題となったのは「ジャニオタとしての」お金の工面である。 

正直、オタ活にかかる費用も含めて「まあどうにかなるやろ」と甘く考えていたのだが、いざ母親に「じゃあどうやって毎月のお給料から、生活費とジャニーズのお金を捻出するの!?」と問い詰められると(問い詰められ方のクセがすごい cv:千鳥ノブ)、論破できるような数字的根拠がなかった。これまでその時使えるお金を使えるだけオタ活に充てていたため、明確な収支管理をしたことなんてなかったからである。

 

一人暮らしを断念したことについては今となってはどうでもいいが(結局実家が一番コスパ高いし)、冷静に考えて、自分が趣味にいくらの金を投じているかを把握できていないというのは、今後ジャニオタを続けていく上でも、自立した社会人として生きていく上でも、かなりヤバイ状況ではないだろうか。

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そこで今回は、自身の金銭管理の意味を込めて、2019年のジャニオタ活動による支出を振り返りたいと思う。

また、先日「忘れてもらえないの歌」を観劇したのがおそらく今年の現場納めで、年末も近いことだし、ついでに現場まとめ的なことにもなればいいと考えている。こういうのは毎年12月になってまとめようと思っても気づけば大晦日で、めんどくさくなって結局まとめられずに終わってしまうから、早め早めにやっておくのが吉だろう。

ただ、書いているうちに1万字インタビューか?みたいなボリュームになってしまったので、目次からまとめに飛んでいただくのをオススメする。

 

 

“現場”による支出

チケットの半券を整理しながら、その時々でどのような支出が発生したか思い出せる限りで書き出したのが以下の表である。今年は11公演・計21回現場へ赴いた。やや細かいので見づらいが、公演タイトルごとにかかったチケット代・交通費・宿泊費・グッズ代をまとめた。ここからは、それぞれの公演を内容とともに振り返っていきたい。

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JOHNNYS' King&Prince IsLAND(1月)

「14、15、16、17、この響きが好きなんだ!」というパワーワードが誕生した今回のジャニアイ。構成としては従来からそれほど変わっていなかったように思うが、宇宙み(?)は薄く、世界の悲劇・喜劇に重きを置いた内容というよりは「子供は大人になれるけど、大人は子供に戻れない。」というメッセージを主軸に置いており、“大人”に最も近い存在であるキンプリと、主に18歳以下の若い世代との対比によってうまく表現されていたように思う。公演のリード曲となった「In your life」がめちゃめちゃ好きで、未来へ向かって期待いっぱいの若い世代に「二度と戻れない今を生きよう」と歌わせているのがグッとくる。子供に戻れない虚しさをどこかで抱きながら、しょうがなく大人への階段を登っている私だが、同い年の岸くんがそれでも未来に希望があるようにキラキラとステージで舞ってくれたことが救いになった。

…と、支出を振り返る前に内容を振り返っていたら日が暮れるな、これ。 まあいいか、自己満ブログだから。とにかくキンプリアイランドは最高であった。今年の冬は帝劇で舞う岸くんを観れないと思うと切ない。

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支出については遠征込み1公演で44,290円、まあこんなもんだろうという感じ(雑)。12月末に観劇した際は新幹線を利用し宿泊もしたが、今回は日帰りかつ夜行バスを利用した。昨年までは毎度リッチに新幹線を利用していたが、頻繁に東京へ行っているとチリツモでバカにならないことに気がつき(遅い)、スケジュールに影響が出ない限りで夜行バスを利用するようになった。*1

グッズについては、普段使い想定のアイテムはどうせ使わない&タレント個人の実績になるものにお金をかけたいという理由から、なるべく写真類のみを買うようにしている。ちなみに、ここぞ!という時以外、フォトセットは「岸5・作間2」の上限を設けている。今回、ちょっと前まで好きだったのでなんとなくという衝動的な理由で、佐藤龍我くんのステージフォトを購入してしまったが、今見返すとなんというか使い道がない(龍我担さんごめんなさい…)ので、担当外のグッズは買わないほうがいいという教訓を得た。

 

 

ジャニーズ銀座2019 Tokyo Experience(HiHi Jets)(5月)

作間担になったのは2018年2月の少年収(作ちゃんがHiHi加入して最初の現場)で、18年のクリエにも行ったしドリボも行っていたのだが、担当になったといっても主担当(?)は岸くんみたいなところがあり、19年5月時点では「作間担としての自我」が芽生える前であった。これについてはいつか語りたいところであるが、要は作ちゃんのことはとても好きで担当と名乗っているものの、これまでに強い担当体験*2がなくそこまで思い入れをもってHiHi Jetsに向き合えていなかった。

そのため、内容については記憶がほとんどないのが正直なところである(怒られるわ)。作ちゃんがソロで「また今日と同じ朝が来る」を歌って似合う〜〜!ってなったことと、情熱ジャンボリーをうろ覚えで頑張って踊ったこと、客席降りで作ちゃんが1m先まで来たが、ファンの圧に負けて私の列までやって来ずハイタッチできなかったことだけは覚えている。

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支出は34,940円であった。このクリエよりもチケット代が倍で、グッズを多く買ったジャニアイと1万円ほどしか変わらないのは、やはり新幹線を往復で利用したことが大きいだろう。ただ、この日は香取慎吾くんの個展「BOUM!BOUM!BOUM!」と併せて、母とともに遠征したので致し方無い出費である。

 

 

十五祭(7月) 

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十五祭については以前ブログに書いたので内容は割愛する。名古屋へ遠征し一泊したが、支出は14,080円とかなり少額に抑えられた。

というのも7/20に名古屋で十五祭に参戦し、運よくチケットが取れたので翌日7/21のキンプリコンサート@横アリへ行くという、遠征ハシゴをすることによってトータルの新幹線代を実質半分にできたのだ。また、名古屋→新横浜を夜行バスにできなくはなかったが、名古屋のみともに遠征した母が宿泊費を出してくれるというのでお言葉に甘えた。

また、今回グッズは一切買わなかった。かわいいBOYのぬいを含めて、だ。これまでエイトのグッズは、ツアバ・Tシャツ・団扇をはじめとして何かと全て購入していた。今回もデザインがかわいいので迷ったが、安田くんのビジュアル問題と、部屋を大掃除した際に「ツアバ…使ってないな、ポーチ…使ってないな、ポスターについては言わずもがな…。」といくら可愛かろうが、グッズたちは結局引き出しの奥底で眠ることになってしまうことに勿体なさを感じ、なるべく買わないようにしようと心に決めた。*3 これにより、グッズ代1万5千円ほどを節約できたと言えよう。

 

 

King&Prince CONCERT  TOUR 2019(7月〜9月)

今年は運よくチケットが複数枚取れ、素敵な方々と交換していただけたこと、そして岸くんの誕生日公演に誘っていただけたことで、計6回入ることができた。その節はみなさま本当にありがとうございました。人との出会いに恵まれ、ツイッターまじで捨てたもんじゃないと実感した夏であった。

昨年の王子様感は残しつつ、新しいKing&Princeを魅せていこうという、本人らの意思が明確に反映された素晴らしいコンサートだったと思う。何度観ても、どの曲においても、決して飽きることがなかった。個人としては、城ホでアリーナ2列目という神席に入ることができ、ファンサもいただけたので天にも昇る心地であった。

この2ndツアーのポイントは、

①メンバーが考案した演出(Glass FlowerとLetterが特に最高)②嵐・松本潤氏を演出に招致(Spark and Spark〜FEEL LIKE GOLDの圧倒的強さ。火花とともに上昇し、スモーク噴射しながらグルグル回転するセンターステージは圧巻だった。控えめに言って神。)Mr.KINGとPrinceからの脱却(Jr.時代のユニ曲を全員で歌うことで次なるステージへの覚悟をファンと共有)④さらに磨きがかかった生歌とダンス(見た目だけじゃなく、実力があることを印象付ける)だったと思っている。

とにかく円盤が発売されたら、ファンでなくとも是非一度観ていただきたい。購入していただきたい。金を払ってまで観る価値があると保証できる。と書いていたところで、タイミングよく発売が発表されたではないか!!初回・通常それぞれにBlu-rayとDVDが用意されていて、しかも通常にはソロアングルが収録されるというのは今からめちゃくちゃ楽しみである。個人的にはMoon Loverだったら嬉しいな!!!

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 支出は6公演計で98,360円であった。横浜と宮城に遠征したがいずれも日帰りで済ませたため、宿泊費を節約できた。また、例によって必要ではないと判断したグッズは一切買わないことで、お土産用に平野くんのフォトセを購入しても1万円ポッキリに収まった。今までであれば、必要でなくともツアーグッズを買うことでグループへの支援にはなると考えることもできたが、ここ最近は私も自身のお財布事情を考慮する傾向にあるんだなあ・・・などと実感した。

 

 

 パパママ一番!裸の少年 夏祭り(HiHi Jets/7MEN侍)(8月)

今年の六本木の夏は「僕たち作間&作間」、これに尽きる。もう二度と作ちゃんによる「Romeo&Juliet」を観ることがないかもしれないと思うと発狂する。禿げる。それくらい最高だった。アイランドTVによるライブ中継が前半までしかないことをこれほど憎んだことはない。どうにかしてどこかで映像化されないかな、思い出せば思い出すほど切なくなってきたな。

この夏を越えて、HiHi Jetsまだまだもっといけるはずだ、と強く思った。8.8もあったからこそ、悔しさみたいなものが残った。今でもパフォーマンスの質は高いし、盛り上げ上手なのでコンサートもブチ上がる。でもYouTubeは正直伸び悩んでいるし、何かはわからないけど何かが足りていないように思う。今は足踏みを踏んでいるような状況にあるが、2020年のHiHi Jetsに今から期待したい。

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支出は一泊込みの遠征で2公演47,170円だった。ここで注目されたいのが「宿泊費 スパラクーアである。みんな言わないだけで結構使ってるんじゃないの〜???と勝手に思っているが、つまりはスパラクーアで深夜料金を支払い、ホテル代わりにするという遠征オタライフハック(?)である。解放された休憩室&ソファでの就寝になるため神経質な方にはオススメできないが、どこでも寝れるぜ!という私にとっては、時価相場に左右されない ②常にキレイで安定した設備とサービス ③広いお風呂に入れる ④ホテルを探して予約する必要がない、これで5,000円弱というのは圧倒的コスパの高さである。超オススメ。

www.laqua.jp

グッズ代と宿泊費を抑えることができたが、この時期毎週現場があったことで疲労感に耐えきれず新幹線を往復で利用したため、全体としては年始のジャニアイより高い出費となった。

 

 

ARASHI Anniversary Tour 5×20(8月)

こう見えてジャニオタとしての入り口は嵐で、中高時代の青春は嵐とともにあった。が、5×20ツアーは18年末の東京ドームで一度参戦していたため「嵐、今まで本当にありがとう!」みたいな感動的なテンションではなく、「なるほど、こういう演出」「このレーザーめっちゃいいな」「これは嵐くらい稼げるからこその装置だな」などと、どうすれば今の自担たちのライブのエンターテイメント性を高められるかについて考えを巡らせたコンサートだった。(嵐ファンに刺されそう)

嵐のコンサートは、夢が詰まっている。ここまで事務所の稼ぎ頭になれば、やりたいことが全部できるぞという姿を見せてくれている。いつか嵐のライブDVDを全て見返して、自担Gでやりたい演出選手権とかやってみたい。

前回参戦時にペンライトとTシャツを購入済みであったため、支出はチケット代のみであった。

 

 

DREAM BOYS(9月)

2019年で最も記憶に残った現場は、間違いなくこのDREAM BOYSである。2013年のEndless SHOCKでびしょびしょに泣いていたユウタが、再び“ユウタ”として帝国劇場で座長を務めるなど、誰が想像できただろうか。しかも堂本光一氏が演出・脚本に加わるという形で!!

ドリボはHiHi Jetsが出演した昨年に一度観劇しただけであったが、今までの世界観は残しつつ、登場人物の心情、ストーリーに観客が共感できるように変更がかけられ、そこに岸くんや他のキャストの表現力が加わることで、涙なしでは観られない最高の舞台に仕上がっていた。担当の贔屓目を抜きにしても、ユウタを演じる岸優太は最高だったと思う。歌に感情を込めさせたらピカイチで、 桟橋で歌う「星の光る空」、「心に何かが詰まって 過ちばかり “繰り返してた”」というまるでディズニーかのような独唱から始まるフィナーレの「Next Dream」が本当に大好きだった。胸を打つストーリーと、最後には多幸感溢れるショーで送り出してくれる2019年のDREAM BOYSは、Wゆうた初演ということも相まって忘れられない舞台となった。

この9月は色々あった。作間くんが舞台を途中降板することになる直前の9/8、何かに呼ばれるようにして私は東京へ向かい、観劇した。その翌日の休演日を挟み活動休止に入ることとなったが、DREAM BOYSという夢のステージに立つ作ちゃんをこの目で見ることができてよかった。再開まであと約一ヶ月、再び君がステージに立つ姿を見られたらと願う。

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支出は二度の遠征・計5公演で131,350円と、今年一番の出費となった。舞台はやはりチケット代がかさむが、一度の遠征でどれだけ多く入れるかが肝になるため、土日で4公演を入るほかなかった。毎度感情の起伏と高い集中力を求められるので、さすがに死ぬかと思った。トータルの中でグッズ代はこれだけ買っても2万円だった、と感じてしまうのでそろそろ金銭感覚が狂ってきている。*4

ちなみにどうでもいいが、スパラクーアを利用する際はTDポイントカード(無料)で400円ほど安くなることに気づき、ここにきてようやく作った。最高。

 

 

Endless SHOCK(9月)

岸くんが出演したことをきっかけに、すっかりSHOCKファンとなった私は毎年欠かさずSHOCKを観劇しており、今年も梅芸で観劇した。すでに来年度のキャストが発表になったが、ユウマがライバルのSHOCKも私が観てきた中ではなかなか新鮮なものだったので、もう少し観ていたかったところではある。

支出はチケット代のみ。最高のダンスミュージカルとたゆまぬ努力によるパフォーマンスによって「走り続ける意味」を教えてくれる点では、そこらへんのセミナーよりよっぽど価値があるし、コスパはマジで高い。(急になんの話?)

 

映画「ブラック校則」舞台挨拶(11月)

神宮寺担のお知り合いに誘っていただき(ありがとうございます!!!)、勝利と海ちゃんに会うことができた。前衛的な映画の鑑賞に加え、2人の世界観たっぷりの挨拶を見ることができて2,100円は鬼…。舞台挨拶にはあまり行く機会がなかったので、ワクワクして楽しかった。

 

関ジャニ∞47都道府県ツアー UPDATE(11月)

ここら辺になってくると記憶が新しい。まさか松竹座が当たるだなんて思ってもみなかった。ネタバレを避けるため内容については省くが、ツイッターにはウダウダ書いたように、このツアーをもって「5人」を実感することになって、ちょっと病んだ。私にはまだ早かったのかもしれない。今は十五祭の楽しかった思い出に浸って過ごしている。

例によって必要と感じないグッズは買わないことにしているため、支出はチケット代のみとなった。

 

忘れてもらえないの歌(11月)

もうね、内容については一度観劇しただけでは受け止めきれなかったので、色んな方々の解釈ブログを読むに徹している最近。というかちょうど風邪のピークでしんどすぎて、観劇どころじゃなかった。体調管理はしっかりしようね、という教訓を得た。万全の体調でもう一度観たい。2019年で後悔の残る現場となった。

支出はチケット代のみ。

 

 

“現場”による支出 まとめ

現場による支出は総額410,990円だった。以下、複数の切り口で支出を見ていく。

【タイトル別】

自明ではあるが、回数が多く、遠征した現場ほど支出が多いという結果になった。お金の投じ方からして、私は今「キンプリに最も力を入れている」ことが見えてくる。

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【項目別】

項目別で支出を円グラフにすると、以下のような結果になった。チケット代と交通費が8割を占め、しかもそれぞれが同額に近いことに驚いた。f:id:kyryu1829:20191125003505p:plain

ちなみに、過去最も現場数が多かった2017年(37回)は、チケット代のみ算出すると314,000円であったが、当時は上京中だったため遠征費がほとんどかかっていなかった。支出総額自体はさほど変わっていないが、社会人になったことで現場数が少なくなり、かつ大阪へ戻ったこともあって支出構造が大きく変化したと言えよう。

夜行バスを積極的に使っていたつもりだが、振り返ってみると新幹線をバンバン使ってしまっていたので、来年以降は交通費をいかに抑えられるかが課題になりそうだ。グッズについては、なるべく写真の類のみを購入するよう心がけていたことでかなり支出を抑えられたと感じる。これについては継続していきたい。

 

【期別】

 チケットの振り込みなど詳細な支出発生時期は記録できていなかったが、いつに支出が集中しているかを知るため、各タイトルを春(3〜5月)・夏・秋・冬で分類してみたところ、圧倒的な夏と秋のボリューム!!!今年からは特に、冬のジャニアイが実質なくなり、秋のドリボへ移行した影響によるものと考えられる。現場が少ない=生きがいがない中、いかに越冬できるか。そして冬〜春の間にどれだけ貯蓄できるかが来年の夏の運命を握りそうだ。

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雑誌・CD・DVDによる支出

オタ活の中で、ナメてはならないのがメディア関連の支出だ。ということで、棚にあった今年買ったであろう雑誌と円盤を分かる範囲で書き出した。

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コンサート・舞台の支出を見てからこの額を見ると「あっ、意外と使ってねーな」となってしまうので怖い。内訳としては、雑誌:35,558円・CD/DVD:43,719円だった。CD・DVDって思っているより高い。

雑誌は解体のめんどくささを嫌という程味わっているので、絶対に紙で残したい!!と思うもの以外は買わない主義だ。ひと月当たり3,232円分の雑誌を購入している計算になるが、吟味して買ったものばかりなので一切無駄な支出ではない(はず)。ちなみに最近雑誌を購入する上で自分に課しているマイルールは、①ホチキスを外すのが面倒なのでポポロは避ける ②5誌ではMyojoかWink Upを信じる ③表紙であれば買う という三点。毎月のことなので、ルールを設けることでストレスを軽減している。

しかしながら、1年で79,227円と言われると思ったより少なく感じるが、毎月7,000円程度と考えると少し大きい気がする。まあでも、飲み会2回を我慢して済むのなら断然それを選ぶだろう。ということで、これらの支出については妥当と判断した。

 

 

その他の支出

ジャニオタ活動において支出が発生する場面は、上記のようなコンサート・舞台・メディア関連以外にも存在する。ということで思い出せる限りの支出を書き出した。

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【ジャニーズショップ/アイランドストア】

今まで購入した写真の枚数を気にしたことなど一度もなかったが、1年で岸くん・作ちゃん合わせて150枚程度といったところだろうか。岸くんが写るものは全購入している(はずだ)。ただ、ここのところ機械的になりすぎてどの写真をいつ買ったかなど覚えておらず、アルバムのオフショットを2セット買ってしまうなどした。「ジャニショはタレントへの直接的投資」と認識しているのでまあ別にいいのだが、気を付けていればダブりは防げたので、やや無駄な出費をしてしまったと言える。

また、サマステ遠征時に運良くアイランドストアへ入店することができた。QRコードで専用のショッピングページに入り、カメラをかざしながらグッズを購入するという「今までにない最先端の試み」に触れ、とても新鮮だった。悩みに悩んだ末、アクスタ・チケットファイル・クリアファイル・Jr.名鑑を購入。セクシーハンガー(?)は将来絶対やり場に困るだろうと思ったので購入しなかった。せっかくアイランドストアに入れた割には、良識の範囲内での買い物となった。

【ファミリークラブ】

年単位でかかる大きな固定費といえば、JFCの会員費だろう。大体が年に一度の申込みに使用するだけで、当たればいいが当たらなかった時の空虚感はすごい。今所持している名義はそれなりに結果を残しているからまだいいが、東京遠征へ1回行けるほどの金額が毎年かかっているかと思うと気が遠くなる。しかし、このたった4,000円の投資を怠れば、幸せな空間で最高の体験を得ることが途端に困難になるため、さくっとPay-easy払いしてしまえばなんてことはない。

【IsLAND TV】

これができてから、ジャニオタの生態は変化し始めているように思う。日常的にジャニーズJr.たちのオフショットを覗けてしまうし、ワンコインでライブの生中継だって観ることができる。「ジャニーズJr.」へのハードルはぐんと下がっている。

とは言いつつも時間帯的に観れないものも多く、ジャニーズJr.祭りin東京ドームと、HiHi Jetsのサマステのみで課金した。たった500円(祭りは高かったけどな!!)でライブ中継を楽しめるというのはとても良い。何より、ツイッター上で担当も担当でない人も、皆が同じ体験をリアルタイムで共有して盛り上がっている空気感が好きだと思った。

【その他】

その他細々としたグッズ類と、収納アイテムにかかった費用である。この中で最も有意義と感じられた出費は「チケットファイル」の買い替えだった。これまで百均のフォトアルバムで半券を管理していたが、ここ2〜3年ほどずっと悩まされていた「デジチケ、でかすぎて入らない問題」が深刻化してきたため買い替えに踏み切った。

無印のがいいとかセリアのがいいとか様々な情報を参考にしたが、こちらの商品を購入した。item.rakuten.co.jp選んだポイントは、①リフィルタイプであること ②高さ85mm=デジチケをラミしてもギリギリ入ること で、10シート648円とかなり割高ではあるが、素材もしっかりしているので申し分ない。これを無印のB5バインダーに挟んで管理することで、今までの現場を一度に振り返りやすくなったので、いい買い物をしたと思う。

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最後に

この1年の支出を振り返ったところ、

現場関連:410,990円

メディア関連:79,227円

その他:97,010円   で、総額587,227円という結果になった。

これは3グループを掛け持つジャニオタの活動費用として、高いのか安いのかは正直わからない。が、しばしばツイッターやネットニュースで「オタクの年間支出額は◯万円!?」みたいな記事が出れば、そんな額で済むわけがないだろう!!という議論が巻き起こる今の世の中で、私はオタクとして“そこそこいい線”をいっているのではないかと思う。

ちなみに、この額を11ヶ月で割ると1ヶ月あたり53,384円をオタ活にあてていることがわかった。私が今一番欲しいと思っているA.P.C.のハーフムーンバッグが、なんと毎月1つずつ買えてしまうという計算になる。

冒頭で一人暮らし云々という話があったが、もちろん私はオタクだけをして生きているわけではないのでオタ活外の貯蓄もするし、服飾品も買うし、飲み会に行ったり旅行にも行く。実家暮らしの今でさえ、毎月給料日前は息絶え絶えで乗り切っている。こうして初めて自身のオタ活を金銭面で振り返って実感したが、実家に比べておおよそ10万円強の支出増加が見込まれる一人暮らしなど、今は到底できそうにない。*5

そう考えると、自立して一人暮らしをしながら高い水準でオタ活している人たち、えらすぎるね!!!!!マジリスペクトである。一人暮らしは、あと2回くらい昇給できたら始めようと思いました。

 

1年間の支出を振り返ったことで、自身のジャニオタとしての性格が垣間見えたように感じる。仕事に追われ時間に追われる中で、いかに資金を確保し、オタ活ができるか。趣味といえど半分命をかけてやっているようなものなので、来年以降も楽しいジャニオタライフが送れるよう、工夫していきたい。

(10739字)

 

 

*1:ただし金額からお察しのように夜行バスといっても3列シートは死守している。まあ数千円でも節約になればそれでいいと思っている。

*2:ファンサービスをもらうとか、夢に出てくるとか、将来デビューしてほしいという明確なビジョンが描けるようなポイントがあるとか、担当であることを自覚できる体験のこと。

*3:写真類はいつかメルカリに出品するとしても、発送しやすいし売れやすい。グッズの類は梱包がめんどくさいし、思うほど売れないのだ…。

*4:ステフォを15枚買って7,500円って高いのか安いのかわからなくなっちゃうよね。多分安い。

*5:単純計算すれば生活とオタ活だけで15万を超えるので、今まで通りの暮らしは絶対にできない。